植物の名前が知りたい Part7
ガクアジサイの花はそのシーズンを完全に終え、ムクゲは相変わらず咲き誇っている。


先日から夏休みに入った長男は生徒会のお仕事が忙しいらしくここ数日は学校へ通っており、先ほど昼食を食べに帰って来たと思ったら、猛烈な早さでかき込んで今また風のように出て行った。
夏だねぇ。
ややこしく分類される植物たち
7月9日にわたしの夏が到来してからというもの、暑さ対策のため遅くても7時には帰ってくるぐらいのタイム感で散歩をしていたのだが、最近はそのレベルがさらにもう一段上がってしまって7時前といえども十分に暑い。背中に朝の日差しをジリジリと感じながら「しばらくお休みしようかなぁ」などと考えているわたしの横を、明らかにわたしより年上のおじさんがジョギングで駆け抜けていっちゃうんだからびっくりだ。みんなすごいなぁ。
アキノノゲシ

参考ページアキノノゲシ – Wikipedia
出た!ヤブカンゾウに続く史前帰化植物。相も変わらずなぜ有史以前のことがわかってしまうのか。
花期は8~12月で日当たりの良い場所に生えるとのことだが、画像の個体は非常に日当たりの悪い場所にあり、まだ7月なのにも拘わらず健気に花を咲かせている。その頑張りようが歪に伸びた茎から伝わってくるようで、とても愛おしい。踏まれるか刈られるかしてしまいそうな場所に生えているのが心配だ。
ツタバウンラン

参考ページツタバウンラン – Wikipedia
ヨーロッパ原産の帰化植物。「花は唇形で白色から淡い青紫色をしている」とのことだが、光の加減かこの花は白く見える。

一応調べてみたら白い花をつけるシロバナツタバウンランという種もあるそうで、厳密に言うとそちらかもしれない。
ハマニンドウかスイカズラ

参考ページハマニンドウ – Wikipedia
スイカズラ – Wikipedia
ゆっくり整理しますよ。ハマニンドウはスイカズラ科スイカズラ属のつる性低木。ね。そしてこれとは別に、見た目はほとんど一緒のスイカズラ(別名ニンドウ)と呼ばれる種もあって、毛が生えているか生えていないかで区別することが出来ると。
というわけでハマニンドウ・スカイズラでそれぞれ検索してみて欲しいいや似すぎだろこれ!もう同じ種類でいいのでは??一応ヒントになるのはハマニンドウに関する以下の記述である。
日本固有種。本州の中国地方、四国の西半部、九州、琉球に分布し、暖地の海岸地帯の林縁に生育する。和名ハマニンドウは、「浜忍冬」の意で、海岸生のニンドウ(スイカズラ)の意味である
-ハマニンドウ – Wikipedia
ここが長野県北信地方であることを素直に考慮すればこいつはスイカズラだということになるわけだ。でも敢えて植えたものならその限りではないだろうし、やっぱりわからん。
チチコグサモドキ

参考ページチチコグサモドキ – Wikipedia
前々回のPart5では春の七草「ゴギョウ」の素性であるハハコグサをご紹介した。
そしてこいつはその夫である(?)チチコグサの擬き、つまりは間男じゃないかというのは流石に失礼だろうか。そもそもチチコグサって?と調べてみると、一応どちらもキク科ハハコグサ属であり確かに近しい関係ではあるらしい。そしてモドキの方はキク科ウスベニチチコグサ属だからしてやはり間男であった。けしからん!
チチコグサとチチコグサモドキは花の付き方や葉っぱの形状などから見分けることが出来るが、葉っぱの形状に関してはモドキの方がハハコグサに近いように見える。本当にややこしいぞ。
どういう基準で分類しているのか小一時間問い詰めたい
ハマニンドウとスイカズラのように、これ分ける意味あるのか?という種がいる反面、冒頭に掲載したムクゲなんかは逆にこれ本当に一緒でいいのかよと文句も言いたくなるのである。

特徴的な枝葉の形が一緒だったのでもしやと思って調べたらやはりムクゲだった。いやそうだろうけどここまで花の模様が違うんならさぁ…ね。
見た目の問題以上に分けるべき、または同一とみなすべき植物学的根拠があるというのが実際のところだというのはわかるが、種によってはあまりにわかりにくく、どんなに調べても納得する地点までたどり着けずに心がムズムズする。こういう調べ方なんかも続けていくと上手になるものなのかしらね。