Google Adsenseとの闘い その3【敗北】
台風一過の早朝。空には白色の雲と、未だ嵐の余韻を含んだ黒色の雲がカプチーノのように混ざり合い、その向こう側を突き通すように夏の濃青がところどころ顔をのぞかせている。
その遥か下界の散歩道をいつも通りに歩くわたしは、8月の半ばとは思えぬ爽やかな風に頬を撫でられながら、そんな美しい空模様を見上げて思った。もうAdsenseはいいかな…って。
マチダとAdsenseの不毛な30日間戦争
というわけでGoogle Adsense様との闘いはこれにて一旦終了。結果からいうと文字通りの完敗だ。
Amazonアフィリエイトリンクの削除、隠しテキストと判断されかねない文字コントラストの修正など数回の修正を経て、最後に試したことは掲載すべき記事そのものの選定だった。先述の通りダメだったわけだが、一応これまでの締めとして何をしたかだけは書いておきたいと思う。…っ当マジで〇ソAdsenseの三〇野郎が消し炭にして肥溜めに撒いてやろうかなぁぁあああああぁぁぁぁあああぁぁ
ここまでの経緯Google Adsenseとの闘い その2
Google Adsenseとの闘い その1
審査対策としてAdsenseからの評価が高いであろう記事だけを表示
「掲載すべき記事そのものの選定」という作業についてもう少し具体的に説明すると、Google Adsense様から高く評価してもらえるであろう記事をいくつかリストアップし、それ以外の記事は審査が終わるまでいっそ非表示にしてしまおうというもの。正直なところ、現段階で試すことのできそうな施策がこんな力技以外にもう思いつかなかった。
となれば重要になってくるのはどんな記事が高く評価されるのかということだが、Adsense公式によればそれは「何かに困って検索した人がその答えを得られるような記事」であるというようなアウトラインが提示されており、わたしとしては全く共感が出来ない。必要な情報が最短で得られれば得られるほどその記事はわたしにとってつまらないからだ。だったらもう価値観が根本の部分から合わないんだから何をやってもダメなんだろうなぁ…という未来はこの時点で朧気に予見しつつ、それでも自分の価値観にしたがって記事を選定してみることにした。
日記みたいな記事は非表示
手始めに、全体を通して明快なテーマや結論が無く、ただ徒然に書き連ねたような記事を非表示にすることにした。
ただ徒然に書き連ねたような記事常体・敬体 文体に悩む
わたしとしてはもちろん自分自身が良いと思って書いた記事であるからして、価値が無い、または低いとは全く思わない。ツルヤに出没する業者(断言)の話も好きだし、常体か敬体かによって思考の流れも変わってしまうという終わり方もまあまあだろう。でも非表示にしますきっとク〇Adsense様からは低評価を喰らっていそうだからさ!


同様なテイストの記事は容赦なく非表示にしつつ、上画像の通り、wikipediaへのリンクを数多く設置している植物関連の記事も非表示にしておいた。何がどういけないのかはわからないが、少しでも怪しいと感じるところがある記事は魔女裁判よろしく端から非表示にしてやろうというわけだ。
言葉遣いの悪い記事は非表示
この記事もそうだが、おふざけで悪い言葉を使っている記事は多々ある。そんなことがポリシー違反になるならつまらないにも程があるのだが、相手がオタン〇ンなAdsenseである以上可能性としては十分在り得るのが悲しい。



昔の本の感想文は非表示
わたしが愛読している往年の名著には、現代ではタブーとされる表現や単語が当たり前に出てくる。そしてそのような本について語るのなら、引用した文章の中にそのようなワードが入ってくる場合もあるわけで。
参考ページ超繊細な男マーロウの行く狭き道を体感せよ -レイモンドチャンドラー「長いお別れ」
ハドリーとの愛しい日々、華麗なる交友録、そして何でも入るポケット。-ヘミングウェイ『移動祝祭日』
文体が舞い踊る!筆致のワンダーランド – 夢野久作「ドグラ・マグラ」
「長いお別れ」では主人公の私立探偵マーロウのセリフの中に街娼を指す「パンパン」というワードが、ドグラマグラには「歌祭文 阿呆陀羅経」の内容として「キチガイ」というワードがそれぞれ引用されている。引用文の中身も審査対象ということであれば十分なポリシー違反になるだろう。ヘミングウェイが幸運のお守りとしてポケットに入れているウサギの足(生)も、文脈によっては動物虐待的なニュアンスを持つのかもしれない。残念ながらこれらの記事も全て非表示にしておいた方が良さそうだ。


あとはいつもの通りに審査結果が届くのを待つだけだ。唯一いつもと違うのは結果が出るまで記事の更新を中断したこと。だってここまで選定したのに、新しく書いた記事にうっかりミスがあったら意味無いからね。だから当記事が久々の更新になったというわけ。
なんかねぇ…本当に不毛な作業だったよこれは。結局はここまでしてもダメだったけれど、こうした作業自体が見当外れだったとは思っていない。むしろ追い込み方が足りなかったからダメだったのでは?ぐらいの認識だ。
それがどんなに稚拙でも、尖った表現をした箇所には必ずそれなりの理由があった。もちろんわたしの文などと同列に語るつもりはないが、名著に登場する差別表現などもそうであったに違いない。誰かを傷つけようとしたものではなく、あくまで表現の一つとして、時には遊び心から書かれた表現を刈り取っていくようなこの選定作業は、「もうこれでダメならAdsenseのことは考えるのをやめよう」と決断するのに十分すぎるほどつまらなかった。
10日後
3回ともちゃんと10日前後に結果が来るところが笑える。きっちりしとるやんけお前。

しかも3回とも全く同じ。いくつかの修正を経て警告の内容も変わるのかと思いきや全く同じ!!…まぁもう全然いいんだけどねダメだったとわかった瞬間全ての記事を復活させ今まで通り汚い表現も使っていくことに決めたからバーカバーカバーーーーーーーーーーーカ!だからこの記事でも平気でパンパンキチガイ書いちゃってるもんねこのスットコドッコイ見あげたもんだよ屋根やのフンドシたいしたもんだよカエルのションベン!ああスッキリした。
最近の社会のムードを踏まえると、広告を出す企業側の気持ちになればこうもなろうというのが正直なところだ。それが例え表現の上のことだとしても、バカだアホだキチガイだという文章の隣に自社広告を掲載したくないというのは当然のことと思う。だったらAdsense側も当然そうなるよねっていう。もちろんわたし自身も好き好んでそういった言葉を使いたいわけではないのだが、この文脈だとそう書くしかないな、という場面で遠慮をするのは嫌だということなのだ。だってこれはわたし自身のサイトなんだから。
以上がわたしとAdsense様が30日間にわたって繰り広げた不毛な戦いの詳細である。もしかするといつかリベンジマッチが行われるしれないが、今日のところは潔く負けを認めておこう。
わたしの書くことがお金になったら嬉しいなという気持ちは相変わらずあるので、それについては引き続き、Adsenseでない別の手段を考えていくことにする。