プレステ5のコントローラーがめっちゃドリフトするので直してやった
長男から「なんかプレステのコントローラーの調子が悪くてAPEXのキャラが勝手に動いちゃんだけど」と初めて相談を受けたのはもう一ヶ月も前の話。チェックしてみると確かに、スティックから手を放しているにもかかわらずキャラクターが少しづつ左に動いていってしまう。
調べてみると『スティックドリフト』といわれる現象のようで、経年劣化やゴミの侵入等でスティックのセンサーがおかしくなるとこういった症状が出るんだって。ただこの時点では、問題のある左スティックをちょっと強めにグリグリしたら直ってしまったので、それ以上はあまり気にしていなかった。
以来少しづつ悪化していたのを長男が黙っていたらしく、先日久しぶりにゴーストオブヨウテイを遊ぼうとしたところ、もう普通にプレイすることすらできない状況になっていてビックリ。妻との会話が盛り上がり無意識にスティックから指が離れたその瞬間、わたしの篤(ヨウテイの主人公)がまっすぐ左に走り出して迷わず崖からスーパーダイブ ⇒ もちろん〇亡。あれ?そういえばあの件ってどうなってたっけ…?と気がそれた瞬間にわたしの篤がまっすぐ左に走り出して迷わず崖から(以下略。 お前の情緒はどうなってんねん。
これじゃあ全くゲームにならないので、どうせ買い替えるのなら壊してもいいつもりで修理してみようかなぁと思って。
分解してスティックのセンサーに接点復活剤をぶちこんでやるだけの簡単なお仕事
結論から言うとあっさり直った。完全に元通りになった。とはいえ故障の原因、コントローラーの状況等は人によってさまざまだろうから、当記事を参考に修理してみようという方はあくまで自己責任でお願いしたい。

4か所のネジを外してカバーを外す
外側のカバーは上部2ヶ所、下部2ヶ所の合わせて4つのネジで止まっている。


反動でビヨーンと飛んで行ってしまうことがあるので手を添えながら作業した方がいいだろう。
同様に反対のR2ボタンも外すと上部にある2ヶ所のネジが露出する。

続いては下だ。コントローラー前面の黒い部分は丸っと1つのパーツになっており、剥がすことができる。


長男の汗と涙の結晶(手垢)が…。いつもAPEXとか原神とかがんばってやってるからね、これは父がしっかりキレイにしてしてやらねば。
さて続きだ。このようにきっかけが出来たら指を差し入れてパチンと剥がしてしまおう。



以上4か所のネジを全て外してしまおう。
カバーを止める2ヶ所のツメ
ネジを外してしまえば、カバーを外すまではもう一歩だ。まずは画像をごらんいただきたい。


ポイントは以上2ヶ所のツメだ。1番画像のように、隙間にマイナスドライバーを差し込むなどして隙間を作りつつ(上側に圧を加えつつ)、ツメ上部を手前に引いてやることで案外かんたんにパチンと外れる。2番画像が二つとも外れた時の状態で、こうなったら下から思い切って開いてやることでカバーを外すことができるぞ。結構チカラがいるのでそのつもりで。

各種コネクタを慎重に外しながらスティックへアクセス
続いては内部の機構を一つ一つ取り外しつつ、本丸のスティックへと切り込んでいくデリケートな作業だ。前提として、以下の2パーツはポロリと取れやすいということを覚えておくべし。

どちらも引き抜くことになるコネクタなのだが、その過程で茶色の帯ごと取れてしまい、壊してしまったかと狼狽えてしまった。だがこれらは元々接着や溶接などで固定されていないパーツたちであり、なんならバラしてしまった方が作業しやすいまであるので、取り付けてある様子をよく覚えておいて自由に付け外しできるようにしておくといいだろう。
では、まずはバッテリーから。


当たり前だが線を持って引っ張るというようなことはしないように。しっかりとコネクタ自体をつまんで引き抜くようにしないと断線してしまうぞ。
電池の下にある黒い板はねじ止めされているので、外す。



続いて白丸でチェックした4か所のコネクタを全て取り外そう。一番上の青いコネクタだけはY軸上方向に、それ以外はZ軸手前側に引き抜けばスポッと外れる。

もう一息だ。この基盤はこれらのコネクタを外すことで、右下、左下にはんだ付けされている配線を基準に回転させることができるようになる。何を言ってるかわからないね。画像を見てもらった方が早いね。

ついに本丸のスティックがお目見えである。最後にスティックを手前に引き抜いてその基部を露出させれば清掃の準備は完了だ。

センサーへ接点復活材を注入
スティックのセンサーは左右とも、基部の上部と内側の2ヶ所に設置されている。


ここに接点復活材をごく少量シュッとしたら、グリグリ動かしてよく馴染ませてやればOK!お疲れさまでした。
エアダスターなどをお持ちの方であれば、まずスティック基部のホコリなどを吹き飛ばしてやってからこの作業をするといいらしい。わたしはお持ちでなかったのでそうしなかったが、冒頭に書いた通り問題なく修理することが出来た。
再度くみ立てて終了
あとはここまでの工程を逆回しして元通りにすればいい。1点、スティックを差し込む際は穴と棒の向きに気を付けよう。

楕円というか…とにかく真円でないのがおわかりだろうか。要するに差し込める向きと、差し込めない向きがあるということだね。ここだけ気を付ければ問題なく組み立てることが出来るはずだ。

画像で見ると細かい作業の連続で難しそうに見えるが、実際の難易度としては全然カンタンで、むしろ記事にするための画像を撮る方が大変だったぐらい。
数日前にこの作業をして以来、全てのボタンについてなんの問題も無く正常に動いている。これってコントローラーだけで普通に10,000円前後する高級品なので、あっけなく直っちゃってちょっぴり得をした気分だ。しつこいようだが、真似をされる方はあくまで自己責任ということでお願いします。