植物の名前が知りたい Part12
「よーい、ドン!」
よく通る先生の掛け声と同時にパァンと号砲が鳴り響く。走り出す園児たちに続いて盛大に始まるBGMと、親御さんたちの大歓声。数秒後。爽やかな風に乗って運ばれてきた号砲の煙が、足元の青草の香りと混ざり合う。
絵にかいたような秋晴れの下、末っ子と長男の運動会はそれぞれ同じ日に開催された。
先月末から立て続けに予定されていた修学旅行だの、コンクールだの、文化祭だの。そうした子どもたちの大イベント・コンボは、この日の運動会をもって一段落を迎えたのであった。こうして全てを無事に終えられた今、心からホッとしているような…なんだか気が抜けてしまったような。何より長男は生徒会役員ということもあって本当にあれこれと頑張っていたから、きっと喜びもひとしおだろう。お疲れさまでした。
すっかり、秋になったね。
よく似た雑草だって花の時期が来れば見分けがついたりするもんだ
朝晩の冷えはいよいよ本格的になってきて、どの草花も折り返し地点を過ぎているように見える。植物について調べ始めたのが今年の6月からだから、わたしにとってはいわば「始めての冬」に向かっているわけだ。彼らがこれからどんな変化を辿っていくのか今から楽しみにしている。
今回取り上げた植物
コスモス

参考ページコスモス – Wikipedia
オオハルシャギク – Wikipedia
「桜」と名が付くほど風流を感じないのはわたしの好みの問題か。でも「オオハルシャギク」という別名ならその風貌から納得できる。どことなく似ているよね。
それにしてもすごい名前だと思わない??
語源「コスモス」(希:κόσμος)はギリシャ語の「宇宙」の「秩序」を意味し、「コスモス」とはラテン語で星座の世界 = 秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙の事である。
コスモス – Wikipediaより
秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙…。やばすぎぃぃ
オニノゲシ

参考ページオニノゲシ – Wikipedia
タンポポみたいだけどタンポポじゃない。だって葉っぱが凶悪すぎるもの。
触ると痛い。
オニノゲシ – Wikipediaより
だよね知ってた。
アメリカセンダングサ

ノコギリ刃のようなギザギザな葉っぱが特徴的。そしてwikipediaに掲載されている「果実」の写真はもう見覚えがあるどころじゃない、子どもの頃、外で遊んで家に帰ってくると必ずと言っていいほど半ズボンにくっついていたやつだ。
どこにでも生えている草らしいから、きっと子どもの頃に何度も出会っていたんだろうなぁ(遠い目
メリケンガヤツリ

参考ページメリケンガヤツリ – Wikipedia
名前の通りメリケン原産。「アメリカ」センダングサももちろんそうで、この後にご紹介する植物もそうなのだが、「米原産」表記は今まで調べてきた中でも本当によく見かける気がする。良し悪しは色々な見方があるとして、やはり交流が深い国ではあるのだろう。
画像内には他の植物が多数混ざっているが、ヒュンヒュンとまっすぐに伸びているのがこいつの葉っぱなのだ。
セイタカアワダチソウ

よく見るタイプの草、いわゆる雑草だろうなとwikiをのぞいたところその記述の多さに驚いた。もちろん雑草は雑草だとして、かなり深く研究されている種類らしいことが「外来種としての侵入」項を読むとわかる。
その要因の一つとして、こいつが「アレロパシー」を有しているということがあるようだ。
アレロパシー[cis-DME]を有しており、根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出す。~中略~ cis-DMEは、濃度が10 ppm を超えるとイネ・ブタクサ・ススキの生育を地上部・地下部共に顕著に抑制する。
セイタカアワダチソウ – Wikipediaより
なんでも日本の植物で初めてアレロパシーが認められた、その筋の代表的植物なんだそうな。例えば「これブタクサ花粉の人にとっては救世主なんじゃね?」みたいな安直な考え方で植えたり、枯らしたりした結果、狙った効果は得られなかったけどちゃんとその土地の生態系はぶっこわれました~みたいなオチになる話って昔からよく聞くよなぁ…って読みながら思った。
オオアレチノギク


参考ページオオアレチノギク – Wikipedia
これ今の時期で花が付いているからこそ容易に見分けが付くのだが、付いていなかったらセイタカアワダチソウとそっくりなんよ。あとヒメムカシヨモギもね。
参考ページ植物の名前が知りたい Part8 ヒメムカシヨモギ
おそらくこの手の雑草を目にしたことが無いという人はいないと思う。だってマジでどこにでも生えてんだから。なので当然わたしも既にチェック済みではあったのだが、ヒメムカシヨモギ以外の見分け方に自信が無くて今の今まで先延ばしにしていた。そして近頃になって花が咲き、ようやく正体が判明したというわけだ。
とはいえ来シーズン、まだ花をつけていないこいつらに再び出会ったとして「お久しぶり!…ええと、お宅…どちら様でしたっけ?」になる未来は今からもう完全に見えてしまってるんだなこれが。植物マスターへの道は険しく長い。
おまけのメドハギ
そういえば、メドハギに花が咲いたぞ。

こんな風に咲くとは想像もしていなかった。とてもキレイ。