植物の名前が知りたい Part4
散歩を始めた頃に比べると近頃は随分暑くなってきた。
二十歳を超えた辺りからめっきり肌が弱くなり、今では迂闊に日に当たると痒くなってしまうので、日よけ付きの帽子やアームカバーなどを買い込んで相も変わらず歩き続けている。
植物は奇怪であればあるほど良い
前回のパート3から二週間ほどが経った。その間に未確認植物のストックが貯まってしまって、今回は一気に8種類をご紹介しようと思う。次はもう少し小出しにしなきゃな。
スギナ

参考ページスギナ – Wikipedia
節のところからポロリと取れるよねこいつって。wikiだけではツクシとの関係がイメージしにくかったため、日本気象協会様のページも参考にさせてもらった。
参考ページツクシが成長してもスギナにならない? ツクシとスギナの意外な関係とは(季節・暮らしの話題 2021年03月17日) – 日本気象協会 tenki.jp
要約すると、ツクシとスギナは同じ地下茎から生えるがそのタイミングと役割が違う。
まずツクシ(胞子茎)が生えて繁殖のために胞子を飛ばす。役割を果たすと枯れ、その後に出るスギナ(栄養茎)が光合成して栄養分を調達する。システマチックで面白いね植物って。
ウスアカカタバミ

参考ページカタバミ – Wikipedia
出ましたキンシバイみたいに似たような種類がたくさんあるやーつ!これもう植物あるあるよな。
画像検索では「カタバミ」と出たが茎や葉の色がなんだか違うんだ。で、手動であれこれ調べてみた結果「ウスアカカタバミ」という品種がヒットした。その他にもオッタチカタバミ、タチカタバミ、アカカタバミ、ケカタバミ、ホシザキカタバミなどがあるらしい。とても覚えきれないぞ!
ナツツバキ

参考ページナツツバキ – Wikipedia
じめっと暑い時期に清涼感を届けてくれるようなお花。
朝に開花し夕方には落花する一日花だそうで、翌日通った時に地面を確認したら本当にたくさん落ちていた。wikipediaすげぇな。

ガクアジサイ

参考ページアジサイ – Wikipedia
き、き、きめぇ~!!!そして怖いぃぃぃ~~…生き物の奇怪さを凝縮したようなこの形状…好きすぎる。めっちゃ好き。
わたしが知ってたアジサイってもっと大きいボンボンみたいな花が付いたやつだったんだけど、どうやらこちらが原種ということみたいね。この恐るべきガクアジサイが我が日本国原産…誇らしいぜ。
キュベレイのファンネルよろしく周りを取り囲んでいるのは花ではなく「装飾花」といってガクが変化したもので、中央にある粒々が本物の花だ。この辺りの「植物的なノリ」も納得できるようになってきた今日この頃。
それにしてもこんなすっごい形の花が近所に咲いていることに今まで気が付かなかったなんて。見ようとしなければ見えないもんなんだねぇ本当に。
ナンテン

参考ページナンテン – Wikipedia
中国原産で1属1種の植物、ナンテン。乾燥させた実は南天実(なんてんじつ)として咳止めの薬になるんだそう。今は全然その気配が無いけれど秋の終わりには真っ赤な実をつけるらしく、画像で見るとそれが何ともかわいらしい。生で見るためにもそれまで散歩を続けなきゃ。
トウカエデ

参考ページトウカエデ – Wikipedia
こちらは台湾原産。この木は通りかかる度に何十回、いや何百回と見てきたのに、こんな妙な実がなるなんて全っっ然知らなかった。いやぁ…本当に見ようとしなければ見えないもんなんだねぇ。
シロツメクサ

参考ページシロツメクサ – Wikipedia
英名のクローバーは、ローマ神話に登場するヘラクレスが、3つのコブをもつ棍棒を持っていることからラテン語で棍棒を意味する「clava」が「club」に変わり、やがてcloverに変化したといわれている。
-シロツメクサ – Wikipedia
これ知ってた?まさか「棍棒 club」とcloverに関わりがあったとは。知っていると思っていた物事でも、あらためて調べてみるとこういった新しい発見があって面白いものだ。
江戸時代にオランダから長崎に輸入されたガラス器を衝撃から守るため、乾燥したクローバーを緩衝材として使用していたので、クローバー全体を指す名称として「詰草」という日本語が生まれた。
-シロツメクサ – Wikipedia
こういうのもいいね。ロマンがあるよね。
エノコログサ

参考ページエノコログサ – Wikipedia
ねこじゃらしに本名ってあったんだぁというのが率直な感想。当たり前と言えば当たり前だし、イネ科と言われれば確かにあの形状にも納得がいく。
アワの原種であり穀物だから種子の部分を脱穀・脱稃すれば食べられるとのことだが、あんまり食べたいって思わないかなだってネコジャラシだもんこれ。
マジで植物にハマってきた
お散歩のサブタスクとしてなんとなく植物の名前を調べ始めて以来ずっと感じていた「植物の奇怪さ」。あれ?よく見るとこいつキモいな、という要素がほぼほぼどの植物にもあり、その部分にこそ自分の心が惹かれているということが今回のガクアジサイでよ~くわかった。文中では「ちょこんとかわいい」と評したナツツバキだってじっくり見たらちゃんとキモい。オラたぶん植物好きだ。このまま調べていたら本気でハマることになると思うしそれもやぶさかではない。
シロツメクサの名前の由来みたいに歴史のロマンを感じられるのもいい。その植物のストーリーが知れるとより身近に感じる気がする。今後も楽しんでいこう。