ナンテンの実が赤くてかわいいのでバラしてみた
散歩道のナンテンに、真っ赤な実が成ったのは先日お伝えした通りだ。
初夏のころから楽しみにしていた実。実際の姿は想像よりずっと鮮やかで、またなんともかわいらしい。
毎日テクテク歩く道すがら、今日もかわいいなぁ、お!今日は一段と青空に映えているなぁ、なんて日々感心しながら、ある時ふと思った。
これ…中身どうなってんだろう、って。
実の中身が気になったから見てみよう

大丈夫、こいつは思いっきり道端に生えているヤツの実だから。どこか人んちの植え込みから取ってきたわけではないのでご心配なく。それにしても…見れば見るほどいい赤だ。深すぎず、また鮮やかすぎず、ちょうどいいところの「朱」。これが生物の色だっていうんだからなんだかすごいね!
意外と硬いナンテンの実。その正体は
色もいいし、かわいいなぁ…はぁはぁ本当にかわいい…早くバラしたい(涎
では早速。


触感は以外にも硬く、お皿に当てるとコツコツ音が鳴るほどだ。マジでどうなってんだろ中身。
というわけでクラフトナイフで割ってみると…

なんかおもてたんと違う!なんだこれ…亀田の柿の種?

なるほど種子かぁ。しっかりと硬くて、柿の種部分ってたぶん断面じゃないかしら。裁断しちゃったんだなきっと。

ということは?ポッチが付いている方を上だとして、上下二つに分かれているのかな。だとすれば、横方向に実を切ったら種の完全体が見られるということになる。



実の中にはお椀型の種子が2つ入っていた。それらを包む果皮はまさに「皮」といった感じで、ミカンの皮なんかをイメージしてもらえればそれほど遠くないと思う。硬い触感は種のものだったんだね。
香りはあまりなく、しいて言うなら雑草の青臭さに少しだけ果実を混ぜたような匂い。それにプラスして、乾燥させた実は「南天実(なんてんじつ)」という咳止め薬として用いられるそうで、言われてみれば生薬に近い独特な芳香があるような。プラシーボかも。
ちなみにお椀の内側にもちゃんと果肉が入っており、上画像では種の形が分かりやすいようほじくり出してある。
普通に皮を剥いてみよう
それにしても不思議な形の種だ。外殻のような役割を担ったその姿は、どことなく骨を連想させる。頭蓋骨みたいな。今度はみかんみたいに普通に皮を剥いてみようかしら。


上下がピッタリ合わさるようにできてるんだねぇ…偉いぞナンテン。もしくは丸くできたあと成長過程で二つに割れるのか。

少し力を加えればこの通り。
これで今後はカッターを使うにしろ、手で皮を剥くにしろ、種をきれいな形で取り出すことができる。わたくしマチダは「ナンテンの種を上手に取り出せる人間」にランクアップしたというわけだ。おめでとう。おめでとさん!全てのチルドレンに、おめでとう。

これで一つ気がかりが解消された。次回は二つ目(当記事サムネイル画像左側)ヘクソカズラの実をバラす様子をお送りしよう。