マチダの生活

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 「よーい、ドン!」

 よく通る先生の掛け声と同時にパァンと号砲が鳴り響く。走り出す園児たちに続いて盛大に始まるBGMと、親御さんたちの大歓声。数秒後。爽やかな風に乗って運ばれてきた号砲の煙が、足元の青草の香りと混ざり合う。

 絵にかいたような秋晴れの下、末っ子と長男の運動会はそれぞれ同じ日に開催された。

 先月末から立て続けに予定されていた修学旅行だの、コンクールだの、文化祭だの。そうした子どもたちの大イベント・コンボは、この日の運動会をもって一段落を迎えたのであった。こうして全てを無事に終えられた今、心からホッとしているような…なんだか気が抜けてしまったような。何より長男は生徒会役員ということもあって本当にあれこれと頑張っていたから、きっと喜びもひとしおだろう。お疲れさまでした。

 すっかり、秋になったね。

 同じ種類でも、その生育環境によって驚くほど様相が異なるという事実は、植物を調べ始めてとても驚いたことの一つだ。

 例えばヨウシュヤマゴボウ。

これもそうだし植物の名前が知りたい Part9 ヨウシュヤマゴボウ

ヨウシュヤマゴボウ
これもそう

 グレーチングから必死に茎をのばしている前者と違って、後者は栄華を極めているじゃないか。まるでヨーロッパにおける貴族と労働者のようで、どちらにもそれぞれ良さがある。

 しかしこの画像を撮った数日後、前者は相変わらず健気に生きている反面、貴族の方は根本からバッサリ刈り取られていたのであった。毒を持っている上にこれだけ目立っちゃえばね…。市民革命もむべなるかな。

 Part2でご紹介したザクロに実がなった。

ザクロの実
立派な実

参考ページ植物の名前が知りたい Part2 ザクロ

 ということは実家のザクロにも実が成っているということ。近々足を運んで、鳥につつかれてしまう前に採ってくるとしよう。

 ヤマボウシの実もずいぶんと赤く色づいてきて、秋が日増しに深まっていくのを肌で感じているところだ。

ヤマボウシの実
秋だねぇ

 前回「だんだん気になる植物が減りつつある」なんて書いたことが恥ずかしくなるぐらいまだ全っっっ然あった。いつもよりちょっと真剣に目を凝らしたらまだ全然あった。歩き始めてから早数ヶ月が経過し、そのルートにもすっかり慣れ、すると道すがらの植物も何となく知ってるみたいな気になってたんだろうね驕り高ぶってすいませんでしたホント。

 というわけでまだまだ当分はいけそうだ。よろしくお願いします。

 前回の記事よりおよそ一ヶ月が経過した。

前回記事植物の名前が知りたい Part7

 心配していたアキノノゲシは案の定刈り取られてしまったし、ついでとばかりに、けしからん間男は案の定こうなった。

踏まれて折れたチチコグサモドキ
踏まれても、踏まれても

 このチチコグサモドキはアキノノゲシ以上に路地の真ん中に突っ立っていたので仕方がないと言えばそうなのだが、このように踏みつけられてもなお執拗に花を咲かせている姿を見ると、何か感じ入るところがないだろうか。間男の魂、恐るべし。

 ガクアジサイの花はそのシーズンを完全に終え、ムクゲは相変わらず咲き誇っている。

枯れたガクアジサイの花
お疲れさまでした
咲き誇るムクゲの花
引き続きよろしくお願いします

参考ページ植物の名前が知りたい Part4 ガクアジサイ
植物の名前が知りたい Part6 ムクゲ

 先日から夏休みに入った長男は生徒会のお仕事が忙しいらしくここ数日は学校へ通っており、先ほど昼食を食べに帰って来たと思ったら、猛烈な早さでかき込んで今また風のように出て行った。

 夏だねぇ。

 Part6ともなれば前半に調べた植物はそろそろ忘れる頃だろう、とPart1から読み返してみたが、不思議なものでほとんど全ての植物を覚えていて安心した。ただ一つ、「ナガミヒナゲシ」を除いて…。

 自治体によっては特定外来生物並みの扱いを受けているほど厄介な繁殖力を持つ種だということもあってか、見つけて数日で刈り取られてしまい、ほとんど記憶に残らなかったのである。この分だとまたしばらくすると忘れてしまうかもしれないが、来シーズン再び咲いた姿を見れば自然に思い出せるのかもしれない。

参考ページ植物の名前が知りたい Part3 ナガミヒナゲシ

 植物たちは日々変化しており、ナツツバキの花はほとんど落ちて実が残ったし、植え込みのナンテンは整えられて刈られてしまった。7月に入ってより一層緑色も深くなったように思う。

 ただもう暑くてさ…これから真夏に向かってもっと暑くなるだろうから、カンカン照りの日はお休みしてもいいかなと考えているところだ。熱中症も怖いしね。

 散歩を始めた頃に比べると近頃は随分暑くなってきた。

 二十歳を超えた辺りからめっきり肌が弱くなり、今では迂闊に日に当たると痒くなってしまうので、日よけ付きの帽子やアームカバーなどを買い込んで相も変わらず歩き続けている。

 画像を撮ってから検索にかけ、こうして記事になるまでには場合によって一週間ぐらいのタイムラグがある。

 そうすると、どうやら植物との出会いは一期一会のようで、今回ご紹介する植物たちの中にももうすっかり枯れてしまって見られなくなったものや、地域の清掃等で刈り取られて(または切り倒されて)しまったものが出てきてしまう。一週間でこんなに世界が変わっているなんて植物に興味を持つまで知らなかったよ。

 せっかく由来がわかった植物を見られないのは少々張り合いがない気がするが、来シーズンの楽しみということにでもしておこうかな。

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