マチダの生活

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植物の名前が知りたい Part6

 Part6ともなれば前半に調べた植物はそろそろ忘れる頃だろう、とPart1から読み返してみたが、不思議なものでほとんど全ての植物を覚えていて安心した。ただ一つ、「ナガミヒナゲシ」を除いて…。

 自治体によっては特定外来生物並みの扱いを受けているほど厄介な繁殖力を持つ種だということもあってか、見つけて数日で刈り取られてしまい、ほとんど記憶に残らなかったのである。この分だとまたしばらくすると忘れてしまうかもしれないが、来シーズン再び咲いた姿を見れば自然に思い出せるのかもしれない。

参考ページ植物の名前が知りたい Part3

奇怪な植物大集合の巻

 キモいと感じるほどの強烈な美しさでわたしの心を鷲掴みにしたガクアジサイだが、その花がいよいよ枯れ始めた。

枯れ始めたガクアジサイの花
普通に寂しい

 自分で育てた朝顔じゃあるまいし、わたしが路傍に咲く花に対して一抹の寂しさを抱くことになろうとは、散歩ついでに植物のことを調べ始めるまでついぞ思わなかった。

 今回はキモめの植物多めでお送りします。

ツタ

ツタ ナツヅタ
Theツタ

参考ページツタ – Wikipedia

 このすぐ脇にはツタが巻き付いている電柱もあり、あぁツタが巻き付いているなぁと思いながら撮ってきた画像を検索にかけたらやっぱりツタだった。「ツタ」っていう言葉は形状や概念のことではなく、普通に正式名称だったのね。

 まきひげの先端には吸盤があり、こいつを付着させてよじ登ったり巻き付いたりするらしい。そしてもっと近づいてみると小さな実が寄り集まっているのが見える。

まだ青いツタの実
アレみたいじゃない?

 ツタはブドウ科に属する植物だということで、こんなところにその特徴が出ているのかもしれないね。わかんないけど。

ムクゲ

ムクゲ
こ、これは…

参考ページムクゲ – Wikipedia

 はいきましたキモいぃぃぃぃ~!大好物!ただガクアジサイにはまだまだ及ばないか。

 見れば見るほど生物の奇怪さが凝縮された花弁だ。わたしは虫全般、取り分け蛾の仲間が苦手で、奴らの羽のデザインときたらもう想像するだけで鳥肌モノなのだが、植物の造形にもそれに近しいニュアンスがあるように思う。ならば植物を美しいと感じられるように、昆虫もまた美しいと感じられる日が来るのだろうか。

 ムクゲには様々な園芸品種があり、これは白い花弁の中心に赤い斑点(底紅)が入った一重咲きの品種である「日の丸」。品種によって色が様々なのはもちろん八重咲き(多くの花びらが幾重にも重なって咲く状態)になる種もあるそうで、植物素人のわたしからするとそれはもう違う植物なのでは?と思ってしまうが…それもムクゲだっていうんだから奥が深い。

ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ
ム、ムムム…

参考ページワスレグサ – Wikipedia

 はいきました肉~!牛バラ肉の薄切り~!またはビーフジャーキー~!とはいえ美味成分に対してキモ成分は少なめか。

 原産地は中国とのことだが、帰化したのは有史以前だということで「史前帰化植物」とされているらしい。有史以前のこともわかっちゃうのかよ凄すぎだろ人類の科学。

ヘクソカズラ

ヘクソカズラ
一見かわいい花だが

 感じで書くと「屁糞葛」。…悪口かな?

 葉などをつぶすと悪臭を放つところからきた名前だそう。しかし字面からくるイメージが最悪過ぎて試そうという気にもならない。かわいい花を咲かせる様子などから、地方によっては「サオトメバナ(早乙女花)」や「サオトメカズラ(早乙女蔓)」などと呼ばれる場合もあるそうで、そちらが一般化しなかったのがこいつにとっての悲劇だろう。

 そして一見かわいいお花は近寄ってみるとしっかりキモい。

ヘクソカズラの花
ぎゃあぁああああっぁあぁ

 なんかこれ…!ぞわぞわするコイツぞわぞわ~っとくるものがあるようよぅよぅぅぅぅう…う~ん…。全7面のシューティングゲームの5面辺りで出てくるボスみたい。意外と弱くてただの通過点として扱われるやつ。

ギボウシ

ギボウシ
あんまりキモくない?

 お口直しに…と思ったがよく見たら葉っぱが…ねぇ。調べてみたらムクゲと同様にその品種によってさまざまな色・形状の葉っぱがあるらしい。植物恐るべし。

昆虫の世界にも足を踏み入れていたマチダ

 実は最近、植物と同じく画像検索を用いたやり方で身の回りにいる昆虫(特に蛾の仲間)について調べている。そしてその大きな成果として、幼少の頃から苦手であった虫に対する嫌悪感が信じられないほど減少したのだ!苦手なものを突き放すのではなく無理やりにでも興味を持って受け入れていくというこの手法は、もしかすると他のことにも応用が利くやり方かもしれない。

 そういうことなら「昆虫もまた美しいと感じられる日が来るのだろうか」などと書いたのは随分わざとらしいことのように見えてしまうかもしれないが、これもまた偽らざる本心で、あくまで嫌悪感が減っただけでありそれを愛でるほどのセンスは未だ芽生えていないのである。もちろんこの先そうなるという確信もない。

 いずれにしろわたしが長らく昆虫に感じていた嫌悪感と、今植物に感じている「キモさ(最上級の誉め言葉)」に何らかの共通点があるのは間違いないことのように思える。生き物が今そこで生きているという意味で、まさに「生態」に対する畏怖とでも言おうか。その迫力とでも言おうか。なんだかすげぇや。

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