小さな真鯛を煮付けにして楽しむ
さて、そろそろお昼ご飯の準備をばと冷蔵庫から取りいだしたるはこちら。

小さなタイは煮付けにすると旨い

購入して帰宅した時点で鱗を剥ぎ、エラとワタを抜いて切り込みを入れ、水気をよく切ってからキッチンペーパーとサランラップで包んだものが始めのミイラ画像で、お腹の中にもキッチンペーパーを入れ込んでいる。鱗やエラワタの処理についてはわたしなんかよりずっと優れた方の情報がネット上にあるのでそちらをご参照されたい。
こいつは「天然小鯛(真鯛)」として税込350円で売られていたものだ。コダイ、マダイ、あとチダイってのもあるよね?アマダイは形が違いすぎるのでわかるんだけど、他は何が何やらよくわかんない。こいつはシンプルに「真鯛の小さいやつ」ということでいいのかなぁ。
小鯛だろうがチダイだろうが、わたしの好み的に小さいタイは塩焼きにすると淡白になりすぎることが多いので、煮付けにするのが好きなんだよな。
霜降りはぜひやっておくべき
いつものスーパー「ツルヤ」のお魚はどれも新鮮だが、やはり霜降りをしておくと一段上の美味しさになる。

要するにサッと熱湯にくぐらせて魚体の生臭さを洗い流すということで、熱湯にくぐらせてもいいし上からかけてもいい。剥ぎ損ねた鱗はこの時点で丁寧に取り除いておこう。
そして下ごしらえはここまでで終了だ。鱗やエラ・ワタの処理をあらかじめしておくと、いざ食べたい時にはここから始められるのでお手軽だぞ。
タレを煮詰めた後の味を想像するのがポイント
フライパンに水、お酒、味醂、砂糖を沸かしたところにタイを入れる。

お酒と水は半々、砂糖を小さじ2強、みりんをトポトポぐらいだろうか。甘めか辛めかのお好みを踏まえつつ、煮詰めた後の味をイメージしてやるといい。
おたまで汁をタイの上面にかけてやりつつ、アルコールが飛んでやや煮詰まってきたところにしょう油。

今回は味のアクセントが欲しかったので生姜のスライスと長ネギを入れた。もちろん無くても全っっっ然かまわない。グラっと沸いたらアルミホイルで中蓋をした上からフタをして。

どうせ煮詰めることを考えると中蓋だけの方が効率的かもなぁ~と今リアルタイムに書いていて思った。こういうことをクセで続けてしまうのはわたし的につまらないので、次回はフタ無しで試してみようかしらね。
魚体の厚みにもよるが、火が通るまでこのまま10~15分ぐらい煮ていく。
タレはとろみが付くまで煮込むといい
たぶん12、3分後。

おおよそ火は通っているようだ。煮汁をおたまで上からかけながらお好みの塩梅になるまでこのまま数分。

良きところでタイと具材をお皿に盛り付け、煮汁をさらに煮詰めていく。

泡の大きさからトロミが付いているのがお分かりいただけると思う。もちろんそれに伴って味が濃くなっていくので味見をしながら煮詰めた方がいいし、何よりのポイントは始めの味付けの時点で「とろみが付くまで煮詰める」ということを想定しておくということだ。前述の「煮詰めた時の味をイメージ」っていうのも同じ意味。要するに始めの段階ではちょっと薄めの味付けにしておくということだから、そんなに難しく考えなくてもいいかとは思うけどね。
ふっくらしっとり美味しい煮魚ランチが350円は最高です
煮詰めたタレをかけたら出来上がり。


ごはん、きゅうり、新ショウガの佃煮、味噌汁を入れたら全体の値段は変わってくるわけだけど、メインの鯛は350円なわけだから。そういう気持ちで食べたらなんという多幸感か。タイの身はしっとりふわふわ。ともすれば淡白な味も甘辛なタレに付けて食べたらオカズとして最高!旨すぎる。
鯛を食べつくして余ったタレは卵かけご飯にしよう。


鯛出汁風味の卵かけご飯はこれまた絶品。元々新鮮なツルヤのお魚に抜かりなく霜降りもしているので生臭さはほぼ無い。
タイでなくても旬のお魚で全然いいし、下処理さえしておけば実際の調理時間は20分そこそこなので日常のお昼ご飯などにも全然チョイスしていただける料理だと思う(実際わたしはしょっちゅう食べる)。数百円で楽しめる贅沢、ぜひお試しいただきたい。