防音室の材料をホームセンターで調べてきた
当記事は2016年4月7日にウェブサイト「ウサギ屋本店」にて公開された内容をベースに、現在の状況に合わせて筆者自身が加筆・修正のうえ再掲載したものです。商品価格等は全てその当時の数字なのでご注意ください。
今日は前回の予告通り、防音室の材料になりそうなものを近所のホームセンターでリサーチして来た。まだ全然具体的な計画は見えてこないけど、とりあえずホームセンターをブラつくのって楽しいね。
ホームセンターの材料で防音室が作れるのか
わたしはガチのDIY初心者であり、まずは本当に自作できるのかというところに自信が持てなければどうにもならない。ましてや見切り発車などもってのほかで、無駄になってしまった大量の材料を眺めながら途方に暮れる自分の姿が目に見えるようだ。そもそもホームセンターに売っているモノのラインナップすら知らない有り様なので、とりあえず腰を据えて散策してみることにした。
遮音材になりそうなもの
ウインドウショッピングだって目標があるに越したことはない。それなら遮音材になりそうなものは…前回調べたところによると、固くて重い板が適しているということだったね。板材コーナーから見てみようか。
各種ベニヤ板やプラダン(プラスチックで出来た段ボールみたいな板)、スタイロフォームという名の密度の濃い発泡スチロールなど様々な素材が陳列されていたが、残念ながら石膏ボードは取り扱っていないみたい。色々な防音関係のソースで一番おすすめされてたのになぁ~。残念!
しかし、代わりにおもしろい素材を発見したぞ。

その名も「MDFボード」。
Medium Density Fiberboardの略で、日本語では『中密度繊維板』というらしい。簡単に言うと木の繊維をボロボロに解繊したものを、改めて接着剤等で固めて作るファイバーボードの一種だそうだ。めちゃめちゃブ厚い紙、っていう認識でいいのかしら。
画像に写っている板のサイズは【高さ】1830mm×【幅】915mm×【厚さ】9mm。これで1,280円なり。
他の板材と見比べてみるとコスパはかなり良いのではないかという印象で、値段の割にはちゃんと重くて丈夫そうなのよ。調べてみたらほとんど木と同じように扱っていいんだって。
デメリットとしては水に弱いことと、材質の特性上くぎの効果があまりなく、ネジ穴などもグズグズになりやすいということ。まぁ水回りには使わないし、ネジや釘を真剣に使う気もないので大した問題にはならないんじゃないかしら。
これ、いいかもなぁ…
吸音材の候補を求めて
続いては吸音材になりそうなものを探してみよう。

いかにも吸音しそうで実は全然しないと噂のプチプチ。こういう風に気泡が単発で存在していも(単独気泡という)防音効果は全然無いらしい。
キモは「連続気泡」と呼ばれる、気泡同士が連続的につながっていて音が反射しながら通り抜けていけるような構造物で、身近なものではスポンジやウレタンがこれに当たるとのこと。これらが水を吸うのは気泡が連続的につながっているという一つの証左であり、逆にプチプチが吸水性ゼロなのは気泡(空間)が独立しているからだ。両者の見分け方としてはわかりやすいのかもしれないね。
俗に『防音材』と呼ばれるマテリアルはすべからく連続気泡の構造物なんだって。

いかにも吸音できそうなもの第二弾、段ボール。
こいつについては調べれば調べるほどよくわからない。単独気泡の構造物に見えるのだが…水を吸うのは気泡じゃなくて素材の問題?だよね?しかし、ネット情報によると使い方によっては一定の吸音性が生まれるらしい。価格も安いし、どの程度の効果があるのか試してみても面白いのかも。
こんなものも見つけた。


三友産業さんが作ってるスポンジゴムというもので、調べてみたら防音効果ありとのこと。
参考サイト三友産業株式会社
値段も安価で、サイズのバリエーションもあることから使いやすそうに見えるのだが、いかんせん厚みがなぁ…なんか薄くない??正直これでどの程度の吸音性能が発揮できるのか全く想像できない。とりあえず今回見つけたものの中では一番吸音できそうな感じではあったんだけど。
一先ず定番のウレタンも発見できていないので、いったん保留ということで。
防音室に隙間を作らないために
防音情報にあった「隙間があるとそこから音が漏れていく」というのは想像に難くない事実だが、じゃあ隙間ってどんなアイテムでふさいだらいいんだろうね。

隙間といえば真っ先に思いついたのがコレ。きっと防音以外の用途ならきっとどこにでも貼れて便利なんだろうけどねぇ。じゃあ音波を遮断できるのかといえば果たして…
こんなのもあった。

隙間テープの上位互換かな?止水性や密封性が高いんだって。だとすれば防音性能も期待できるかも。
つづいてゴムシリーズを一挙にどうぞ!




厚み、重量感も十分な板ゴムから、切り売りしてもらえる平ゴム、スポンジゴム、ゴムシートまで、適材適所で使える判断力がわたしにあればかなり便利そうなアイテムたちだ。
今回のリサーチはこれにて終了です。
手作り防音室構想
帰宅したあと、これらの材料で防音室を作るにはどうすればいいのかボンヤリ考えてみた。
そもそもわたしに石膏ボードなど加工出来ようはずもなく、なんなら木材を切ったはったすることだって全く自信が無い。そういういう意味では今日発見した「MDFボード」ってめっちゃ魅力的な材料だと思うんだよなぁ…とにかく重量はちゃんとあったし、触った感じ加工しやすそうな手触りでもあって。
MDFボードを最低限のネジと接着剤かなんかで組み合わせて小部屋をつくるとするでしょ。どうせ甘い加工になるだろうから、出来てしまった隙間は接着剤やコーキング、今日発見した各種スキマ材等などで塞ぐ。ドアにはなんとかして蝶番を付けて開け閉めできるようにする。そうしたら防音室になるかなぁ。
これは真剣に設計図を作らなくちゃどうしようもなさそうだぞ。