鶏モモ肉のソテー 玉ねぎトマトバターソース 作ってみた
ワインは普段飲まないのだが、突然飲みたくなった。最近はヘミングウェイのメモワール「移動祝祭日」を読んでおり、若きヘミングウェイがワインを飲む描写が頻繁に出てくることから、恐らく影響されたのであろう。
とりあえず赤がいいかな。となれば肉?しかし牛という気分でもないので、この日のお買い物担当であった妻に鶏モモ肉を1パックお願いした。さて何を作ろうか。
ワインに合う鶏もも肉のソテーを作りたい

煮込みの気分ではなかったのでソテーを作ることに決め、皮目は塩、内側はクレイジーソルトを使って下味をつけた。皮目をパリッと焼く際にクレイジーソルトに含まれるハーブ類が焦げるのを危惧してのことだが、そこまで気にする必要はなかったかもしれない。
野菜のストックで目につくのは先日母からもらった大量の玉ねぎと、やや古くなって柔らかくなってしまったトマト。この辺りでソースを作ろうかね。

皮目からじっくり パリッと焼き上げる
オリーブオイルをやや多めに使って、揚げ焼きというほどでもないがそれに近しいニュアンスで火を入れていく。


火加減は中火ぐらいかな。皮の焼き目を確認しながら、時折フライパンのオリーブオイルをスプーンなどで掬って上からかけてやると良い(アロゼ)。こうすると両面からゆっくり加熱されるのでお肉が柔らかくジューシーに仕上がるぞ。

もう少ししっかり焼いておきたいので、焦げてきたニンニクは一旦取り出しておく。

ここからさらに5分ぐらいだったか10分ぐらいだったか。皮目が狙いの焼き加減に仕上がった頃には、アロゼが効いて上面にも薄っすらと火が通っていた。


引き続き時折アロゼをしながらソテーし、ちょうどいい頃合いになったらアルミに取って休ませておこう。

わたしの場合、火の通りは身の弾力で確かめるようにしている。始めは明らかにグニュッとしていたものが、火が通ってくると次第に張りのある感触に変化してくるぞ。
鶏肉なのでしっかりと火を通した方がいいということは大前提で、今回はほんのちょっと、本当にちょっとだけ早く火から上げて最後は余熱で追い込むことにした。
ソースの味付けはシンプルに
やや多めに使ったオリーブオイルに鶏の油が加わってもう、これよ。


きっと旨味は出ているんだろうけどこれはさすがにね。ソースが油まみれになっちゃうから。


鶏モモ肉1切れにつきバター1片を使う感じで。飴色にまで炒めるつもりはないが、玉ねぎの生臭さが抜ける程度にはしっかり火を入れたらトマトと先ほど取り出しておいたニンニクを加える。




味見をしたら既にとんでもなく旨い。勝利を確信しつつ、一つまみの塩と白胡椒少々でシンプルに仕上げをした。
鶏モモ肉のソテー 玉ねぎトマトバターソース完成!

皮はパリッと中はしっとりジューシーに。下味が付いているので単体でも十分美味しいところに、トマトのフレッシュな酸味と玉ねぎ・バターのコクが一体となったソースがかかってしまえばそりゃあもう…。おまけに妻に選んでもらったメルローのワインも絶品で、二人で楽しい時間を過ごすことが出来た。
食べ物が美味しいと、その「美味しい」いうことだけでもおつまみになるものだ。