ラーメンのトッピングに簡単チャーシュー(煮豚)はいかが
じっくりコトコト煮込んだチャーシューはそれ単体でも美味しいし、ラーメンに乗っかっていればなおさらだ。しかし、だからといって、手前でいつでも用意できるかといえばそれは別の話で、どうしても時間と手間が必要になっちゃうでしょ。
忙しい夕飯や、毎日のお昼ご飯でもちょっとしたチャーシュー感が楽しめる、今回はそんな簡単お手軽チャーシュー(煮豚)の作り方をご紹介しよう。
しゃぶしゃぶ用の豚バラ極薄スライスで作るお手軽チャーシュー(煮豚)
ここまでいちいち「チャーシュー(煮豚)」と表記していているのだが、一体どう書くのが正しいんだい??焼豚、煮豚、チャーシュー…本来的にはチャーシューといえば「焼豚」のことを指すんだと思うんだけど。でもラーメン的に言えば煮豚よね、きっと。
…まぁいいか、面倒なので以後(煮豚)を省略し、「チャーシュー」という呼び名に統一することにしますよろしくおねがいします。
つけダレを用意する
サッと火を通した豚バラ肉スライスをつけダレに漬ける、というのがざっくりとした手順だ。なのでまずはつけダレを用意するところから。



基本的にはお好みで結構だが、目指すべきは薄めたらスープとして飲めそうな味だ。
後半の「スープとして飲めそう」というのは味のバランスのこと。しょっぱいだけ、甘いだけでなく、飲んだらおいしいだろうなぐらいの調子に整えておくといい。前半の「薄めたら」というのはこの後つけダレとして使うという用途のためである。濃いめに作っておくことで漬ける時間を短縮できるぞ。

あまり火を強くするとどんどん煮詰まってしまうので、コトコトと10~15分ぐらいで大丈夫かな。まぁ煮詰まったらそのぶん水を足してやればいいだけなんだけど。これでつけダレの準備はOKだ
しっとり柔らかく仕上げるには火を通しすぎないのがポイント
隣のコンロではお湯を沸かしておいたんだな。

沸いたら火を止めてしまおう。そしてしばし待つ。

火を入れすぎると固くなってしまうので、あらかじめ火を止め、お湯の温度が落ち着いた頃合いを見計らって茹でてやろうというわけだ。使うお肉は豚バラ肉の、しゃぶしゃぶ用に売られている極薄スライスが良い。一瞬で火が通るし、低温で上手にやれば柔らかく仕上げることができるぞ。
しかし、ここで気になるのが豚肉の食中毒問題だ。厚生労働省の基準によると、豚肉の殺菌条件は『中心温度が63℃で30分間以上、またはこれと同等以上の加熱、あるいは75℃で1分間以上』だそうな。
今回使用した量(110g)なら、80℃程度の湯温でよくかきまわしてやれば大丈夫だろう。しかし量が多いとそのぶん温度が下がるため、調理前に豚肉を室温に戻しておくとか、より高い温度でしゃぶしゃぶするとか、都度バランスを見てやる必要がある。


火はちゃんと通っており、かつパサパサにはなっていないのが菜箸で持つとよくわかる。何となく画像からもわかるね。湯気とともに余分な水気が飛ぶのでこのまましばらく放置し、湯気がおさまったところでつけダレに入れて。

あとはお好きなだけ漬けておいてくださいな。そりゃあ漬け過ぎればしょっぱくなるし、浅ければ薄くなるし。もちろんタレの濃さにもよるしね。つまみ食いしてみて、美味しい!と感じた時がその時なのだ。
チャーシューも、残ったタレも旨い

麺とスープはいつものスーパー「ツルヤ」でバラ売りしているものを使った。そしてスープには隠し味としてつけダレを大さじ一杯加えてある。

味見してもらえばわかるが、漬け時間わずか10分程でもタレには驚くほど豚の出汁が出ている。それがネギ、ニンニク、ショウガなど薬味の風味と相まって、なんとも中華な仕上がりになるのだ。こんな風にラーメンスープをブーストするもよし、野菜炒めの味付けにするもよし、そのまま薄めて中華スープとして楽しむもよし、せっかくなので捨ててしまうことなく便利に使ってやろう。
肝心のラーメンはとっても美味しくできた。
そりゃあ手間暇かけて作った本格チャーシューと同等だとは言わないが、それでもあるとないとでは大違い!出来合いのラーメンを簡単お手軽にワンランクアップさせることができるぞ。ぜひお試しあれ。